処分ゼロ、共に生きる未来を目指して 【動物愛護保護活動】

分類 地域
実施団体名

動物愛護保護団体 ワンワンレスキューコネクト

主な活動場所

岡崎市内全域、愛知県

背景・目的

全国的に犬や猫などの保護依頼が増えており、岡崎市や周辺地域でも同様の傾向にあります。保護依頼の理由は、ブリーダー業の廃業やペットショップでの販売不振、飼い主の高齢化による飼育継続の断念、家庭でのしつけが難しく「問題犬」になってしまったなど、さまざまです。さらに行政からの引き取り依頼も多くあり、殺処分されてしまうケースもあります。「一頭でも多くの命を救いたい」「つらい思いをする子を減らし、幸せに暮らしてほしい」という願いから、殺処分ゼロを目指した保護犬・保護猫活動を始めました。

事業内容

① 保護活動
保護依頼を受けて引き取りに行き、動物病院で必要な処置を行います。およそ2か月かけて、ワクチン接種をはじめ、体と心のケアをしながら、特に「問題犬」とされる犬にはしつけも行い、譲渡できる状態にします。保護するのは成犬や成猫が中心です。
② 譲渡会
月に3回ほど、老人ホームやお寺、ドッグカフェなどを会場に譲渡会を開催しています。新しい家族との出会いの場をつくると同時に、地域の方に活動を知っていただく機会にもなっています。
③ イベント
譲渡会とあわせて、スタッフ手作りのおやつやボランティアによるハンドメイドの首輪・リード、小物類を販売しています。犬を飼う心構えを伝える啓発活動にも力を入れています。

成果・課題

これまでに数百頭の犬や猫を保護してきました。現在は26名の方が保護犬、保護猫を家庭で預かる「預かりボランティア」やイベント運営を支えるボランティアとして活躍しています。イベントに出店してくれたハンドメイド作家の方が、販売した商品の売上の一部を寄付してくれたり、犬猫用の物資の支援、譲渡会の会場提供など、市民の方々の理解と協力が広がっています。 しかし、最近では飼育放棄や多頭飼育崩壊など、一般家庭からの保護依頼が増えており、保護を必要とする犬や猫の数がなかなか減らないのが現状です。メディアを通じて保護活動の認知度は高まった一方で、ペットショップやブリーダーから売れ残った犬を「保護犬」として引き取り、販売するなど、本来の保護活動からかけ離れたことをしている団体も一部いて、「利益目的ではないか」と誤解されるといった課題もあります。

求めているヒト・モノ・コト

●預かりボランティア
譲渡先が決まるまでの間、犬や猫を自宅で預かり、家族の一員としてお世話をしてくださる方を募集しています。

●活動資金
医療費やワクチン接種費用、フード代など、保護活動には継続的な費用がかかります。寄付によるご支援をお願いしています。

●物資の支援
ペットシーツ、オムツ、フードなど、日々の暮らしに欠かせない物資をご寄付いただけると大変助かります。

本活動へのお問合せ

動物愛護保護団体 ワンワンレスキューコネクト

  • E-Mail:wanwan.rescue.connect@gmail.com