聴き方次第で良い話し相手になる 【傾聴ボランティア活動】
おかざき傾聴の会
岡崎市内全域
傾聴ボランティアの始まりは、アメリカの「シニア・ピア・カウンセリング(高齢者同士による相談支援活動)」にあります。同世代の高齢者が、悩みや不安を抱える高齢者の話をじっくり聴くことで心の支えとなるこの活動は、高齢化社会の進展とともに日本にも広まりました。現在では、各地の行政機関が「傾聴ボランティア養成講座」を開催し、地域に根ざした活動を展開しています。
『傾聴』とは、「耳」「目」「心」を使って、相手の話に真摯に向き合い、注意深く聴くことを意味します。傾聴活動を通して、高齢者の生きる勇気や元気を生み出し、精神的な健康の維持と回復の援助を行ってこころに安らぎをもち、いきいきと暮せる地域社会づくりを目指しています。
・傾聴ボランティア訪問活動
岡崎市内のデイサービス・特別養護老人ホーム・グループホーム・個人のお宅などへ定期的に訪問し、お話を聴いています。
2025年8月時点で、16か所の高齢者施設へ定期的に訪問しています。
・おはなしカフェの開催
➀岡崎市社会福祉センター (毎月第一水曜日 10:00~11:45 )
➁豊富学区市民ホーム (毎月第三月曜日 10:00~11:45 )
・定例会の開催(毎月第四土曜日)
傾聴についての勉強会・ロールプレイング・情報交換などにより、傾聴ボランティアのレベルアップを目指しています。
・傾聴を広める活動
傾聴セミナーの開催(りぶら講座 ・出前講座)
・高齢者施設などへの訪問では、相手の気持ちに寄り添い、共感しながら価値観を尊重して傾聴しています。傾聴により、高齢者の方々に「自分のことをわかってもらえた」と感じてもらうことで、心の健康が保たれ、生きがいの一つにつながっています。
・おはなしカフェは、多くの人に居場所となる機会を提供しています。
・りぶら講座及び他分野の市民活動団体・近隣の市などから依頼を受けて出前講座を行い、傾聴の取組を知ってもらうことができました。
・長年の貢献が認められ、2019年9月には愛知県知事より、2024年11月には厚生労働大臣より、表彰状を授与されました。
傾聴ボランティア活動をやってみたい人を募集しています。まずは気軽に、おはなしカフェや定例会の見学にお越しください。