国籍関係なく、互いを理解し受け入れられる社会の実現をめざして 【多文化共生支援事業】

分類 地域
実施団体名

一般社団法人ViVarsity

主な活動場所

全市

背景・目的

日本に暮らす外国人は増加の一途をたどっています。滞在が長期化することも多く、「出稼ぎ」から「永住化」の志向が強くなるとともに、国籍も多様化しています。岡崎市においても、生活する上での困りごと相談や外国にルーツをもつ子どもの学習・進路支援、安心して暮らせる環境整備、相互理解、防災など、外国人への支援の重要性はますます高くなってきました。
2010年に任意団体としてスタートした「Vivaおかざき‼」は、外国人住民への情報提供や交流の場づくり、日本語教育事業など様々な活動を行い、さらに活動を飛躍させるために2021年に法人格を取得し、現在の「一般社団法人ViVarsity」となりました。
「多文化共生」は外国人だけの課題ではなく、まさに一緒に地域に暮らす日本人も含めた「まちづくり」の視点のひとつです。ViVarsityは、“日本人や外国人という区別なく、同じ地域に暮らす一員として国籍関係なく助け合っていける繋がりがあり、誰もが自分のポテンシャルを信じて挑戦したいことができる社会”の実現をめざして活動しています

事業内容

・子どもサポート事業:外国にルーツをもつ子どもへの学習サポートやキャリア教育
 ➀子ども向け日本語教室 ➁キャリア教育セミナー
・外国人住民支援事業…生活に必要な情報を届けるセミナー開催、外国人住民が安心して暮らせる環境整備
 ➀多文化防災ワークショップ ➁情報提供セミナー ➂緊急支援
・交流事業…同じ地域に暮らす住民の交流の場づくり、顔の見える関係づくり
 ➀地域行事への参加 ➁ダンスサークル活動 ➂相互理解のための交流パーティ
・人材育成事業…ことばや文化の違いによる課題を理解し、日本人と外国人の懸け橋となる人材の育成
 ➀災害時に支援者になる外国人キーパーソンの育成 ➁ワークショップ開催 ➂ 日本語パートナー育成

成果・課題

【成果】
・地道な活動を続けることで、多くのNPO・企業をはじめ、岡崎市や愛知県、国と協働で事業展開するまでに発展しました。2017年には内閣府から「子どもと家族・若者応援団表彰」、2023年に「愛知県多文化共生推進功労者表彰」を受賞。
・コロナ禍や震災などの緊急時には食糧支援や災害地へ寄付の実施。この取組は様々なメディアに取り上げられ、多くの共感を得ました。その結果、多数の企業や財団、個人の方からの寄付に結び付き、より多くの方面へ支援の輪を広げることができました。
【課題】
・子ども向け日本語教室の参加者が年々増えており、中高生や大学生・社会人・主婦など多くの地域住民の方にボランティアとして活動していただいていますが、継続的に参加いただけるボランティアを増やしたい。
・限られた人数で団体を運営しているため、団体運営に加わってくれるスタッフ集めも課題になっています。

求めているヒト・モノ・コト

同じ課題意識を持って一緒に活動してくれる人

本活動へのお問合せ

一般社団法人ViVarsity

  • E-Mail:vivarsity@gmail.com