民間主導の重機トレーニングパーク 【ショベルパ岡崎】
レンテック大敬株式会社
藤川町
近年、大規模な自然災害が相次ぐ中、瓦礫撤去などの救助活動や被災地の早期復旧に必要な「重機」と、それを安全に扱える「オペレーター」の不足が課題となっています。
愛知県を中心に建設機械・産業車両のレンタル・修理・販売を行うレンテック大敬株式会社は、自治体と機材提供に関する「災害協定」を結んでいました。しかし、単に「機材を貸す」というだけでは、災害時に必要な対応には限界があることに直面しました。
そこで、平時から地域で重機を動かせる「技術と人材」(地域を守る技術と人)を育て、行政の枠を越えた自立的なネットワークを構築することを目指し、2025年、藤川町に開設したのが、重機の資格取得と実務オペレーター育成に特化した民間主導のトレーニングパーク「ショベルパ岡崎」です。
藤川町は、地区防災に先進的に取り組み、地域防災のハブとなる地域です。「ショベルパ岡崎」は、名鉄藤川駅から徒歩数分という立地に加え、大規模災害時には国道1号を活用した物資の輸送・集積拠点となる「道の駅藤川宿」に近接しています。
こうした立地と地域とのつながりを活かし、「ショベルパ岡崎」では重機オペレーターの育成だけでなく、防災イベントの開催や災害ボランティアの育成などにも取り組み、地域の防災力向上に貢献しています。"
1. 地域防災イベント「子どもも大人もみんなで学ぼうさい」
・年2回、主に藤川町住民を対象に開催。
・現役消防士や市内外のボランティア団体(ここ咲く岡崎、防災ファーストペンギン☆おかざき、災害ボランティア・おかざき)と協働することで、地域に根差したイベントとなっている。
・「災害ボランティア愛・知・人」とも連携しており、全国の被災地支援や地域での防災・減災活動に取り組みむ中で、多岐に渡り蓄積してきたノウハウを活かした内容となっている。
・様々な災害場面を想定した実践的な防災について家族で学び、体験できる場を提供している。
2. 重機資格取得・重機オペレーターの育成支援
小型車両系建設機械、テールゲートリフター特別教育、小型移動式クレーン技能講習、チェーンソー特別教育、重機試乗訓練など建設業界等で働く人向けの資格取得や将来を担う人材育成を支援。"
【成果】
・ 消防団やボランティアを対象とした重機トレーニングを実施し、平時からのオペレーティング技術の底上げに直結しています。2026年4月25日に開催された第2回「みんなで学ぼうさい」イベントでは、地域住民を中心にスタッフを含め約250名の参加があり、住民の防災減災意識が高まりました。
・子ども向けのショベルカー操縦体験に加え、実際の空き家を活用した「屋根瓦の補修体験」や「床下泥出し作業体験」といった、極めて実践的な被災地復旧の疑似トレーニングを実現させ、減災インフラの定着と地域防災力の強化につながっています。
【課題】
地域住民との信頼関係をより強固にし、今後は行政を加えた災害発生シナリオを想定した「有事の実動・重機動員シミュレーション訓練」を定期的に実施していく必要があると考えています。"
平時の防災スキル習得や重機トレーニングに関心のある市民の皆様や地域防災を支援いただけるボランティアの皆様、「ショベルパ岡崎」に共感し、協働をご検討いただける企業・団体の皆様からのご連絡をお待ちしております
本活動へのお問合せ
レンテック大敬株式会社
- E-Mail:niwa@daikei-gr.co.jp