岡崎に空襲があったことを忘れてはならない 【 岡崎空襲の記録・保管、語り部、平和への祈り】
岡崎空襲を記録する会
全市
1945年(昭和20)7月20日、岡崎市はアメリカ軍のB29爆撃機の波状爆撃を約2時間にわたって受けました。中心街は火の海、焼け野原となり、壊滅しました。戦災・空襲死亡者は280名、罹災戸数は7543戸、罹災人口は32068人に上りました。まさに想像を絶する光景であったと語り継がれています。 2024年には戦後79年がたち、戦争を体験した世代の平均年齢は80歳を超え、国民の大半が戦争を知らない世代となりました。この悲惨な戦争惨禍を忘れてはならない。貴重な資料や記録を次世代へ残していかなくてはならない。平和への決意を新たにしなければならない。「岡崎空襲を記録する会」は、『岡崎空襲体験記』の発行、空襲のパネル展示、語る会の開催など、我がふるさと岡崎を襲ったおぞましい空襲を語り継ぐことにより、戦争の愚かさ、平和への祈り、命の大切さを訴え続けています。
1.語り部の活動
岡崎空襲についての体験記、体験画、紙芝居、体験談等の伝承。
2.展示活動
岡崎空襲についての写真パネルづくり、補修、資料等の整理、展示、保管。戦争展の実施
3.記録づくり、文集づくり
4.調査活動、研究、交流活動…豊田市、安城市等の平和展、平和の集い及び愛知県の活動の協力と交流。草の根の市民運動に参加。
5.岡崎空襲の市民慰霊祭の準備、実施。
・「岡崎空襲体験記」1集、2集のあと、「平和の祈りをこめて」にも編集に加わり、30名以上載せたが、まだ知られていないこと、伝えたいことが多く、第3集を2008年7月に発行。第4集を総集編として2014年7月に発行。なお、戦争時の状況、防空壕、死亡者等調査中。
・「岡崎空襲と戦争りぶら展」は16回を迎え、2024年は一週間で1000人以上が訪れ、多くの方が長い時間をかけ真剣に見ていかれた。また、アンケートにそれぞれの思いを綴られた。
・戦争を語る会(2024.8.11)では100名を超える参加があり、戦争の悲惨さ、命の大切さ、平和の尊さを多くの方に伝えることができた
・今後も戦争、空襲の歴史を正確に伝え、平和なまちづくりを進めたい。
・写真パネルなどの資料をデジタル化したい
・古くなってきたパネルなどの補修
・岡崎空襲をコンパクトにまとめたDVDの作成
関連サイト
本活動へのお問合せ
岡崎空襲を記録する会
- TEL:090-7691-7530