“星と遊ぶ”文化の創出、定着を目指す活動 【星空観望会】

分類 地域
実施団体名

岡崎星と遊ぶ会

主な活動場所

岡崎市内

背景・目的

星を見るのが好き、天体に興味があるという人は多くいますが、写真や映像ではなく実際に望遠鏡をのぞいて肉眼で見たことがある人は、どれほどいるでしょうか?
岡崎市には天文台や科学館のような施設がなく、そのような機会が少ないのが現状です。
岡崎星と遊ぶ会は、星に親しみ、楽しむ機会を多くの人に提供し、「星と遊ぶ」という文化(enjoy-star-culture)を創出・定着させることを目的に星空観望会などのイベントを開催しています。
多くの人が集まる場所で星空観望会を行うことで、宇宙の広大さ、自然の美しさ、不思議さ、さらに地球環境の大切さ等に興味を持ち、考えるきっかけとなっています。

事業内容

星空観望会
メンバー所有の大型天体望遠鏡で天文台に行かないと見られないような星雲や星団、土星の環や木星の縞模様、月のクレーターなどの実際の天体を観望します。

ほしくらふと
メンバーが考案した星や天体に関するクラフトを楽しめるワークショップの開催。

ほしあそびダンス
小さな子どもでも星や星座の名前を覚えられるよう考案したオリジナルダンスの披露・発信。

電子紙芝居
小さな子どもでも楽しめる星座の物語などを紙芝居風に作成したプログラムの披露。

電子観望会
天候などにより星が見えないときもメンバーが撮りためた写真や画像で星空を案内します。

定期観望会
葵湯観望会、桜城橋月待会、その他毎月市内各所で観望会を開催しています。会のHP、facebookなどで案内しています。

成果・課題

・天体望遠鏡で星や天体の姿を見る機会を提供し、多くの方に「初めて見た」「貴重な体験ができた」と喜ばれており、天体の素晴らしさを伝えられています。

・ほしあそびダンスを気に入ってくれた小学生が毎日家で練習し友達に紹介してくれたり、天体望遠鏡に興味を持った少年が入会し、望遠鏡の操作を覚えて来場者に星の紹介をしてくれるようになったなど、子どもたちが天体に興味を抱き、その楽しさを広めてくれています。

・月の出を見るのが好きという女性が友達を連れてきてくれるようになったり、 星空に興味を持った女性が星のソムリエの資格を取って天体望遠鏡を購入して会に参加してくれたりと、星空観望会をきっかけに「星と遊ぶ」文化が根付き、広がりをみせています。
一方で、星を見るという事業なので必然的に夜間の活動となり安全性(特に子どもたちの参加)に課題が残ります。

求めているヒト・モノ・コト

市民が星や天体を見たいと思ったときに見に行けて、 クラフトなどを楽しめる拠点を作りたい。

本活動へのお問合せ

岡崎星と遊ぶ会

  • E-Mail:n.cap10869@gmail.com