過去から未来へ松平往還の歴史を守る 【古道の整備・保存活動】
分類
地域
実施団体名
渡通津町松平往還を守る会
主な活動場所
渡通津町地内
背景・目的
岡崎市の北部、奥殿陣屋をさらに山へ向かって進んだところに「松平往還」と呼ばれる古い街道があります。この道は、徳川将軍家の菩提寺である大樹寺と松平氏発祥の地である松平郷(豊田市)とを結ぶ街道で、徳川家康公が先祖の墓参りのために往来したという言い伝えがあります。現在、この道はほとんど失われていますが、唯一、渡通津町内に約750m残っており、この歴史的な道を守るために「渡通津町松平往還を守る会」を立ち上げました。
事業内容
樹木の伐採や草取り、掃除などの環境整備活動を年1回(不定期)、ボランティアとともに行い、いつでも歩けるよう保全活動をしています。
成果・課題
- これまでは町民のみで実施していましたが、高齢化が進み活動が停滞。町民以外のボランティアを受け入れるようになって、再び活動が活性化しました。活動後には一緒にお弁当を食べるなど、町民とボランティアとの間に新たな交流も生まれています。(令和5年11月19日の活動には、町内から8名、ボランティア17名が参加)
- 渡通津町は世帯数が少ない上に過疎化が進んでいるため、この先も長く保全していくためには、活動の担い手不足と資金不足が課題となっています。
求めているヒト・モノ・コト
定期的に活動に参加をしていただけるNPO団体やボランティアグループの参加を希望します。作業に使う器具(熊手・たけみ・のこぎり等)は団体側で用意しています。 今後も活動を続けるには資金的援助も必要なので、企業や個人の賛助をお願いしたいです。